【全国200人調査】猛暑で「寝室脱出」する人が5割超──熱帯夜、日本人は”どこで寝ているのか”実態調査

厳しい暑さが連日続き、夜になっても気温が下がらない熱帯夜。「寝室のエアコンが効かない」「涼しい部屋に家族でまとまりたい」といった理由から、いつものベッドを離れて別の場所で眠る「寝室脱出」を経験する人が増えています。快眠グッズ紹介サイト「快眠ランド」を運営するムーンムーン株式会社は、現在ベッドマットレスまたは敷き布団を使用している全国の20〜60代男女200名を対象に「夏の就寝場所」に関する実態調査を実施しました。結果、過半数(54.5%)が寝室以外の場所で寝た経験があり、その多くがリビングのソファや床に避難していることが判明。しかしその代償として、翌朝に腰や背中などの痛みを訴える声が多数寄せられ、夏特有の“寝床環境の劣化”という意外な盲点が浮き彫りになりました。

竹田 浩一 睡眠改善インストラクター

快眠グッズメーカー ムーンムーン株式会社 代表取締役。8歳の頃から続いていた睡眠障害を、28歳のときに「光で起こす目覚まし時計」を使ったことで克服。睡眠障害に悩んでいた当時は、朝5時に就寝し昼の12時に起床するという夜型の生活だったが、克服後は朝5時に起きて夜10時に寝るという健全な生活リズムを維持。現在は、睡眠改善インストラクターの資格を活かし、大学や企業などで睡眠講座を開催。テレビや新聞、雑誌などにも睡眠の専門家として多数出演。

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調査サマリー

  • 5割超(54.5%)の人が、この夏にいつもの寝床を離れる「寝室脱出」を経験
  • 寝床以外で寝る場所のトップは「リビングのソファ」(19.5%)、次いで「リビングの床」(15.0%)
  • 就寝場所を変えた翌朝、約4割が「腰や背中」「首や肩」の痛みを実感
  • 睡眠環境改善の第一歩として「空調」に次いで「敷パッド・シーツ」「マットレス」への関心が高い

※ 本調査結果を引用する場合は、「快眠ランド」のURL(https://intiinti.com/goodsleep/)を記載してください。

詳細データ

Q1. この夏、いつもの寝室・寝床以外の場所で寝たことはありますか?

  • まったくない:45.5%
  • 数回だけあった:31.0%
  • ときどきある:13.5%
  • ほぼ毎晩そうしている:5.0%
  • 週の半分くらいある:5.0%

→ 「まったくない」と答えた人を除く、全体の54.5%が「寝室脱出」を経験。「ほぼ毎晩そうしている」「週の半分くらいある」という常態化している層も1割存在し、夏の夜の寝苦しさが就寝場所の移動に直結していることがわかります。

Q2. いつもの寝床以外で寝るとき、どこで寝ることが多いですか?

  • いつもの寝床以外では寝ていない:40.5%
  • リビングのソファ:19.5%
  • リビングの床(ラグの上など):15.0%
  • エアコンが効いた別の部屋:13.5%
  • いつもの寝室だがベッド以外の場所:3.5%
  • その他:8.0%

→ 脱出先のトップは「リビングのソファ」、次いで「リビングの床」となり、合わせて34.5%を占めました。涼しいリビングがとりあえずの一時避難先として選ばれやすいようです。

Q3. いつもの寝床以外で寝る理由は何ですか?

  • 特に理由はない:26.0%
  • マットレスに熱がこもって暑い:10.0%
  • 寝室に冷房がない:9.6%
  • 寝室のエアコンの効きが悪い:7.8%
  • 寝室が上の階にあるので暑い:5.9%
  • その他:40.7%(寝室が上の階にあるので暑い:5.9%、電気代を抑えるため一部屋にまとまりたい:5.5%、家族と同じ寝床だと暑い:2.3% など)

→ 「寝室の空調環境の悪さ」を挙げる声のほか、「マットレスに熱がこもって暑い」という寝具そのものに原因を感じている層が1割に上りました。室温だけでなく、背中から伝わる寝苦しさが脱出の引き金になっていることが読み取れます。

Q4. いつもの寝床以外で寝た翌朝に感じた変化はありますか?

  • 腰や背中が痛くなった:23.7%
  • 首や肩が痛くなった:17.9%
  • 特に影響はなかった:17.6%
  • いつもより早く目が覚めてしまった:9.7%
  • 日中に眠気が残った:7.9%
  • その他:23.2%(体が冷えすぎてだるかった:3.6%、なかなか起きられなかった:2.5% など)

→ 「腰や背中」「首や肩」の痛みを訴える人が合わせて約4割に達しました。さらに早期覚醒や日中の眠気など、涼しさを求めて避難したはずが、結果的に身体への負担や睡眠負債といった大きな“代償”を支払っている実態が明らかになりました。

Q5. 夏でも自分の寝床で快適に眠れるようになるなら、まず何を見直したいですか?

  • エアコン・扇風機などの空調:36.0%
  • 敷パッド・シーツ:17.0%
  • マットレス:16.0%
  • 特に見直す必要はない:11.0%
  • 何を見直せばいいかわからない:5.5%
  • その他:14.5%(枕:5.5%、寝室の断熱・遮光:5.0% など)

→ 空調設備の見直しがトップである一方、「敷パッド・シーツ」「マットレス」といった直接肌に触れ、体を支える寝具環境を改善したいと考える人が計33.0%に上りました。根本的な寝床のアップデートへの関心の高さがうかがえます。

調査結果のまとめ

今回の調査では、猛暑を乗り切るための「寝室脱出」が多くの家庭で発生していることが明らかになりました。「うちも夏はソファで寝ている」という声は珍しくありませんが、その裏側で約4割の人が身体の痛みや睡眠不足を感じており、夏限定の“寝床環境の著しい劣化”という盲点が生じています。電気代を節約し、涼しさを確保することも重要ですが、日中のパフォーマンスや長期的な健康を考えると、本来のベッドや布団で快適に眠れる環境を整えることが欠かせません。通気性の良いマットレスへの変更や冷感寝具の活用など、暑さ対策と正しい睡眠姿勢を両立させる工夫が、現代の日本の夏には求められています。

快眠ランド運営者のコメント

運営者:竹田 浩一のコメント

「エアコンが効いたリビングでそのまま寝てしまう」という行動は非常に共感できますが、ソファや床はそもそも長時間の睡眠に適した構造をしていません。柔らかすぎるソファは寝返りが打てず、硬い床は体圧が分散されないため、首・肩・腰にダイレクトにダメージを与えます。一時的な涼しさを優先した結果、質の悪い睡眠が蓄積し、夏バテや秋口の不調を引き起こす原因にもなります。電気代対策として部屋をまとめるにしても、正しい寝具を使用することが重要です。また、「マットレスに熱がこもる」という方は、通気性に優れた素材のマットレスや冷感パッドを取り入れるだけで、いつもの寝室が劇的に快適になることもあります。まずはご自身の「寝床」の環境を見直すことから始めてみてください。

調査概要

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